CloudSign Re:Change Award とは
クラウドサインが掲げる「これからの100年、新しい契約のかたち」を創る取り組みの一環として、社会の変革に取り組むクラウドサインユーザーの優れた事例を表彰・共有することにより、電子化普及を推進する取り組みです。
エントリー企業・自治体の中から「取り組みで得られた成果」、「汎用性」、「具体性」、「独自性」を基準に受賞企業を選出いたしました。
初開催となる今回、見事受賞された4団体の取り組みをご紹介します。
グランプリ
東京海上日動火災保険株式会社

取り組み概要
場所を選ばない柔軟な働き方の実現に向けた取り組みとして、クラウドサインの導入により、保険契約締結や保険金支払い関連以外の社外取引先等との各種契約手続きにおけるペーパーレス・ハンコレスを実現した。その結果、保険契約締結関連のペーパーレス化・ハンコレス化の検討が一期に進捗した。
工夫のポイント
- 「まずは使えるところから」ではなく、はじめから全社利用の完遂を目標に、取引先や手続きプロセスによっては電子契約への切り替え難易度が高いことを予測し、確実に全社展開しきるためのステップを設計したこと
- 少ない種類の契約手続きを数多く実施している特定部署でクラウドサインを先行導入→成功事例をもとに効率的に他部署展開というステップを迅速に行ったこと
- 社内のクラウドサインの認知度が上がり、クラウドサイン利用を前提とした新しい契約手続きプロセスの検討が進めやすくなったこと
受賞コメント

この度は「Re:Change Award」グランプリを頂戴し誠にありがとうございます。当社はより柔軟な生産性高い働き方を推進していく上で、ペーパーレス・ハンコレスの実現を重要な要素と考えております。その取り組みの中で、保険契約締結や保険金支払い関連以外の各種契約手続きにおいて、全社でのクラウドサイン導入に踏み切りました。今後は保険契約手続きの更なるペーパーレス・ハンコレスの実現に向け、検討を進めてまいります。
準グランプリ

ネスレ日本株式会社
ネスレ日本株式会社では、契約締結のみならず稟議から紙の契約書を含めた契約書管理まで一貫してクラウドサインを利用されており、全契約締結件数に占める電子契約の割合が60%にまで達しています。この実現のために、取引先が電子契約に対応していない場合でも自社のみクラウドサインで締結する独自の方式を考案したことを評価しました。
優秀賞
茨城県笠間市
茨城県笠間市では、「笠間市デジタルトランスフォーメーション計画」の一環として、全庁でクラウドサインを活用されています。
マニュアル作成や庁内への共有を丁寧に進めたことに加え、取引先となる笠間市内の企業約200社に対して説明会を実施するなど、官民を挙げてデジタルトランスフォーメーションへの機運を高められていることを評価しました。

社会福祉法人美芳会
社会福祉法人美芳会では、老人ホームへの入所者に契約内容の説明と押印・署名を紙で実施し、入所者本人が記入済の契約書を遠方地のご家族へクラウドサインを活用されています。
これによって感染症の流行でご家族が来所困難な状況でも、迅速かつわかりやすく契約手続きが可能となったことに加えて、核家族化など市場環境が大きく変化していく業界としてこれまでの業界慣行とは異なる方法に取り組まれたことを評価しました。