CloudSign Re:Change Award とは
クラウドサインが掲げる「これからの100年、新しい契約のかたち」を創る活動の一環として、社会の変革に取り組むクラウドサインユーザーの優れた事例を表彰・共有することにより、電子化普及を推進するプロジェクトです。
エントリー企業・自治体の中から「取り組みで得られた成果」、「汎用性」、「具体性」、「独自性」を基準に受賞企業を選出いたしました。
3回目の開催となる今回、見事受賞された5団体の取り組みをご紹介します。
グランプリ
高知県庁
西日本で初めて都道府県での電子契約導入を決定。さらに、公共において電子契約運用が手探り状態の時期に、積極果敢に契約の電子化に取り組み、現在では都道府県の利用で全国1位の送信件数を実現されました。また、早い段階で先進的な取り組みをしたことで、高知県下の基礎自治体や他都道府県へも契約のDXにポジティブな影響を与えていることを高く評価し、グランプリをお贈りさせていただきました。
準グランプリ
キヤノンマーケティングジャパン株式会社
法務・知財部門(コーポレート)と現場の業務推進部門(ビジネス)が連携することで、1年間かけイチから社内の業務フローを書き換えた結果、販売/サービスパートナーとの基本契約更改で発生する費用のうち、プロジェクト総額約1,276万円の印紙税削減を実現した点を高く評価し、表彰させていただきました。
優秀賞
海士町役場
電子契約の利用が前年度比411.5%と、この1年で大きく活用の幅を広げ、2023年度での累計送信件数が全国の町村の中で最多となりました。また、「大人の島留学」(就労型のお試し移住制度)といった、特色ある取り組みの中でもクラウドサインを活用し、契約業務の時間を大幅に圧縮したことで、本来の業務に集中できる体制を構築した点を高く評価し、表彰させていただきました。
大陽日酸株式会社
社内承認のワークフロー・電子帳簿保存法に対応した独自の契約書管理アプリを作成し、負荷軽減・利用率の向上を図り400万円程度のコスト削減を予定している点を高く評価し、表彰させていただきました。
株式会社メジャメンツ
障害者専門のクラウドソーシングサービス「サニーバンク」の契約にクラウドサインを活用し、視覚障害・上肢障害など、ハンディキャップを持った方でも、自身で判断し「一人で」電子契約利用ができる環境を構築した点を高く評価し、表彰させていただきました。
総評
CloudSign Re:Change Awardにたくさんのご応募をいただき、誠にありがとうございました。
選出された受賞者の皆様は、電子契約を活用した業務プロセスの変革に取り組まれ、めざましい成果をあげられた企業・団体様です。
グランプリを獲得された高知県様は、西日本で初めて電子契約を導入いただいた都道府県です。そして前例のない中で契約の電子化に取り組まれ、現在では電子化が成功した代表的な自治体様です。
また、準グランプリのキヤノンマーケティングジャパン様や優秀賞の大陽日酸様は、業務プロセス全体を俯瞰した生産性向上に取り組まれ、印紙代削減だけでなく、業務プロセスの効率化により多大なコスト削減を実現されております。
弊社は今後も電子契約を活用して、業務プロセス全体のデジタルトランスフォーメーションをご支援してまいります。
弁護士ドットコム株式会社 執行役員
クラウドサイン事業担当取締役
根垣昂平
過去のRe:Change Award受賞ページ